生活リハビリテーション 車椅子を降りて歩行へ

目安時間 9分

おはようございます、樋口です。

 

施設ご利用者のヨシさん(仮名)

生活リハビリを継続して下さり、

車椅子を降りて歩いてくれました。

 

まだチョットふらつきはあるので、

手引き歩行ですが、大きな1歩です!^^

生活リハビリテーションとは

 

生活リハビリとは、
日常生活での動作がリハビリという考えです。

 

毎日行う動作、活動を
出来るだけ自分の力で取り組む事で、

筋力、体力、バランスといった身体機能を

低下させず維持していこうというものです。

 

生活リハビリテーションの種類

 

生活リハビリの種類には、

 

「日常生活動作 (ADL)」と「手段的日常生活動作 (IADL)」

 

があります。

 

この2つの違いは、

過去に記事としてアップしていますので、

以下をご覧になってみて下さい。

 

⇒ 「ADL」と「IADL」その違いとは

 

ご利用者ヨシさんの場合

 

うちの施設のご利用者ヨシさんは、

過去に何度か大病を患い、

長期入院されていたこともあります。

 

ベッド上での入院生活により、筋力は落ちてしまい、

退院時には立位も困難で、職員が車椅子を押しての移動、

声かけしても、ジッと顔を見るだけで言葉は発しない、

食事もご自身で召し上がることなく全介助・・・

 

所謂、「廃用症候群」のような状態。。。

 

しかし施設では、返事がなくても根気強く声かけし、

ホールでは出来る限り車椅子から普通の椅子に移乗してもらい、

食事の際もスプーンを持って頂き、そのスプーンに食材を載せ、

口に運ぶまでの手の動きをサポートする等々。

 

そうです、生活リハビリを意識した介助を継続していました。

 

その結果・・・

 

ヨシさんご自身が、

 

「ご馳走下さい・・・」

 

とおっしゃり、スプーンで御飯をすくい、

自ら口に運んで召し上がったのです。

 

また他ご利用者の皆さんがレクリエーションで歌を唄っていた時も、

 

「ハイ!ハイ!」

 

と合いの手を入れられました。^^/

 

そして、ある日、

排泄介助のために椅子から車椅子に移乗しトイレへ。

 

排泄も生活リハビリの一環として、オムツは使用せず、

リハビリパンツでトイレでの排泄を継続していました。

 

立位が困難で、直ぐに膝折れされていたので、

職員2名で介助に当たります。

 

しかし、この日はトイレ内の手すりにしっかりと掴まり、

職員1名で対応出来るほど立位がしっかりと取れていたのです。

 

「少しずつ筋力が付いてきている・・・」

 

そう思い、排泄介助が終わった際に車椅子までの距離を少しあけて

手引き歩行にトライすると、ヨシさんは1歩踏み出して下さったのです。

 

以後、少しずつ距離を長くしながら手引き歩行を継続し、

職員の「イチ!ニ!イチ!ニ!」の掛け声で、

今では、移動はほぼ手引き歩行可能となりました。

 

同時に発語も格段に増え、表情も豊かになってきたのです。

 

まさに生活リハビリの成果だと思います。

 

生活リハビリテーションの重要なポイント

 

生活リハビリの重要なポイントは、

日常的に行う動作、活動を

出来る限りご本人の力で取り組んで頂くことです。

 

同時に、ご本人の現状の能力をしっかりと見極め、

適切な介助量で自立支援していく事が求められます。

 

例えば、今回のヨシさんのトイレでの介助を例とすると、

 

・トイレまでの歩行

・トイレのドアの開閉

・手すりを持つための方向転換

・立位保持

・下衣の着脱

・便座への立ち座り

・清拭

・水洗

 

これらの項目で、ご本人が

「している事」「出来そうな事」は、

最小限の介助量で生活リハビリにつなげていきます。

 

またどうしても困難な項目に関しては、

理学療法士や作業療法士に

効果的なリハビリ方法をアドバイスして頂き、

例えば筋力アップとなる生活リハビリを

プログラムに加えるなどの対応も効果が期待出来ます。

 

過剰介護でご本人の潜在能力を奪わぬよう、

生活リハビリを有効的に考えてみましょう!

 

 

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編┃集┃後┃記┃
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生活リハビリにおいて、

食事からの栄養面も当然重要となりますが、

 

今回ご紹介したヨシさん、

まぁ食欲旺盛で、常に

 

「ご馳走下さい!」

 

と、おっしゃっています。

 

ただ、そんなヨシさんが昨日の昼食時、

 

「もぅいらない・・」

 

と御飯を拒否。。。

 

「えっ! ヨシさん御飯いらないの??まだ半分あるよー」

 

と問うと、

 

「いらねーって言ってんだろう!!」と。

 

(あっ、ちなみにヨシさん、女性です。^^)

 

まぁ入院前のヨシさんは、

割とべらんめえ口調のお方だったので、

職員は、

 

「ヨシさん、元気になって復活だね~」

 

と笑顔。^^

 

ヨシさん、うちの施設でもアイドル的存在だけど、

総合病院を退院する時、そこの看護婦さん達に

 

「あっ!ヨシさーん!またね~」

 

と声かけられてました。

 

退院時に「またね~」はないよなぁ。。。苦笑

 

で、話を戻して、結局ヨシさん、

その後、何事もなかったかのように、

 

昼食完食!

 

しかも完食後、

 

「ご馳走下さい」

 

っておっしゃっていました。!!^^!!

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