こんにちは、樋口です。
前回の「1人暮らしの親が認知症 その1」では、
メルマガ読者の方からのご相談に対し、
世帯分離の視点からお答えしました。
今回は、別の角度からお伝えします。
1人暮らしの親に子供が2人以上いた場合、
キーパーソンになる人を決めましょう。
兄弟、姉妹等、親が認知症となれば
各々の方が、どう親を見ていくか
様々な考え、意見を持っていると思います。
キーパーソンは、それらの意見をまとめ、
どういう方針で親の介護にあたっていくかを
決定する人です。
何もかも自分の考えだけで決定するのではなく、
兄弟、姉妹が1つのチームとなり、
そのチームを上手くまとめていくことが
キーパーソンに求められます。
1人暮らしの親が認知症と分かった時、
まず考えて欲しいのは、
何もかも1人で抱え込まないこと
認知症の介護を何もかも1人で行おうとしても無理です。
自分がしなければ・・・ではなく
自分が出来る事と出来ない事を明確にしましょう。
出来ない事は、周りの家族に協力してもらったり、
介護保険サービスを利用してプロの介護士に依頼するなど、
介護をシェアするという意識が必要です。
このブログでも度々お伝えしていますが、
介護は1人で抱え込めるものではなく、
家族は介護のプロになる必要はないのです。
過去にこんな記事もアップしておりますので、
興味のある方は、ご覧になってみて下さい。
介護をシェアすることを意識した上で、
今一度、自分の生活を考えて下さい。
認知症の親の介護は、もちろん大切ですが、
あなたとあなたの家族の生活も同様に大切なはずです。
親の介護であなたの生活が壊れてしまうのは、
あなたにとっても、あなたの家族にとっても不幸なこと。
そして、たとえ認知症であっても、
あなたに介護をしてもらっていても、
それを一番望んでいないのは、
あなたの親ではないですか?
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編┃集┃後┃記┃
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介護施設の管理者という立場から、
様々なご家族のお悩みや状況を教えて頂くのですが、
介護において、どれが正解といったことはなく、
大切な事は、
施設ご利用者にとって、
また、その家族にとって、
今、私達が出来る事は・・ってことなんです。
で、そのバロメーターとなるのが、
ご利用者とご家族の笑顔。
これは、在宅介護でも施設利用でも
変わらないのではないでしょうか。
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