バイタルサインとは・・その基準値と測定方法 その4「脈拍」

目安時間 6分

※この記事は、樋口修 メールマガジン【親の認知症とその介護】をバックナンバーとしてブログに掲載している物です。

 

 

こんにちは、樋口です。

 

 

バイタルサインとは・・の4回目は「脈拍」についてご説明します。

 

脈拍とは

 

脈拍とは、一定時間に心臓が拍動する回数で、

 

通常は、1分間の拍動を数えます。

 

手首の親指側の動脈が触れる場所で測定するので

 

「脈拍」と言われています。

 

脈拍でわかることは・・

 

脈拍は血液の循環を知る指標。

 

つまり、血液が身体中にしっかりと行きわたっているかを知る指標といえます。

 

脈拍の拍動数やリズムに異常がある場合、心臓や血液循環に関わる疾患の可能性があります。

 

 

脈拍測定の基本ポイント

 

人差し指・中指・薬指の3本の指の腹を

 

手首の親指側の橈骨(とうこつ)動脈に軽くあて、

 

1分間測定します。

 

1分間の脈拍数を測りながら、脈拍のリズムが一定であるかどうか

 

これを確認することも重要です。

 

 

尚、電動血圧計では血圧を測ると同時に脈拍を測れるものが多く、

 

さらに不整脈かどうかを表示するものもありますので、

 

そちらを利用しても良いです。

 

不整脈、頻脈と徐脈

 

脈拍は、年齢や体温等で個人差がありますが、

 

正常値は、1分間に60~100回。

 

 

これが1分間に100回を超えると「頻脈」

 

50回未満だと「徐脈」といわれます。

 

 

不整脈は、脈のリズムがおかしくなることを意味し、

 

頻脈や徐脈も含まれます。

 

 

動悸や胸痛を感じた時に脈を取ってみると、

 

頻脈だったり徐脈だったり、

 

脈が飛んでいるような触れ方(期外収縮といいます)をするときがあります。

 

 

脈は心臓から押し出される血液の拍動が血管に伝わって感じられるもので、

 

心臓のリズムに異常が起きれば、脈は乱れてしまいます。

 

心臓は筋肉でできた臓器であり、その筋肉にかすかな電気が流れて動く仕組みとなっています。

 

心臓の上の方にある「洞結節」で電気は作られ、伝導路という電気の通り道を通り、

 

心臓全体に流れ、筋肉が収縮します。

 

 

つまり、不整脈は心臓に流れる電気の異常、

 

刺激が伝導路にうまく伝わらないことを意味します。

 

 

不整脈は加齢により、誰でも少しずつ増えていくものです。

 

また、疲労、睡眠不足、ストレスなどで不整脈は起こりやすくなります。

 

 

不整脈には様々な種類が存在しますが、

 

失神したり、心不全の可能性があったり、突然動悸が始まったり、

 

最悪、突然死の原因となる場合もありますので、

 

かかりつけ医の診断を受けるようにしましょう。

 

 

不整脈の治療法は目覚ましい進歩で、

 

今や殆どが治せるようになっています!!

 

 

編┃集┃後┃記┃
━┛━┛━┛━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

4回にわたりバイタルサインの

 

「呼吸」「体温」「血圧」「脈拍」

 

を取り上げてきましたが、

 

いかがでしたでしょうか。

 

日頃からバイタルを測り、各数値を把握しておく事は大切です。

 

 

また認知症の方は身体の痛みなどを言葉で伝えられず、

 

顔をしかめたり、手で払いのけるといった

 

非言語的な方法で訴えられる事もあります。

 

バイタルサインを管理するとともに、

 

こういったシグナルを見落とさない事も大切ですね!

 

 

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